毒親とは？｜自分の親は毒親とは言えないかもと悩む人へ

毒親は色々な書籍やSNS等ネットでも描かれています。

そこに描かれている毒親は、よく暴力をふるっています。

また、Twitterでは、

「友達の毒親話は毒親とは言えない。本物の毒親育ちをなめないでほしい」

といったまさかの毒親育ちマウントをとっている人までいました。

しかし、私からしたら、子を虐待する親は虐待者であり犯罪者であると思うのです。

そうした犯罪者を「毒親」とくくってしまうことで、かえって被害がぼやかされてしまう恐れはないでしょうか。

「毒親」はもっと広い範囲で当てはまるべきだと、個人的に思っています。

虐待を受けているわけではない

でも自分勝手な親に振り回されてきた

酷いことを言われ続けた

親におびえ続けている

10代の間に良い思い出がない

犯罪の被害を受けていたわけではないので、こうした苦悩はただ我慢するしかなくなってしまいます。

また、毒親から受けた苦しみを断片的に誰かに話したところで、

「心配してくれてるだけだよ」

と片付けられてしまいます。

虐待されていたわけではない「毒親育ち」はこうした苦悩があるように思います。

自分の親が毒親と言えるか悩む必要はないと思います。

「自分の親は毒親である。それなら距離を置こう。自分自身のために生きよう」

そう思って前に進むきっかけになるなら、それで良いのです。

親に土下座させられたことはありますか？

私はあります。

高校生の頃、父親に土下座させられました。

その理由はあまりもひどく、未だに心の傷になっているので今のところは伏せますが

すごい剣幕で怒られ土下座を強要されました。

声を裏返しながら、狂ったように「土下座しろ！」と叫ばれ

私は毒父と母の前で土下座させられました。

昔のことですが、今でもトラウマです。

半沢直樹のドラマはしょっちゅう土下座土下座と言っているイメージなので、

あのドラマは観ることができません。

親を嫌う人は世の中に大勢いると思います。

親のことが嫌いな人には、多かれ少なかれその理由があると思います。

親を憎む自分をおかしいと思う人、ひた隠しにしている人、おかしくないよ、大丈夫だよと伝えたいです。